労働関係調整法とは?

労働関係調整法とは?

<労働関係調整法とは?>

 

労働関係調整法とは、いわゆる「労働3法」の1つで、労働に関する法律の中で、柱となる法律の1つです
※ 「労働3法」とは、労働基準法労働組合法労働関係調整法のことです。

 

◆ 労働関係調整法は、労働争議の調整に関する法律で、かつて、「戦後」と呼ばれていた時期には、社会を揺るがすような労働争議もあったのですが、近年は、この労働関係調整法が想定しているような大規模な労働争議はほとんど発生していません

 

いずれにせよ、労働関係調整法は、労働争議が長期にわたり、さまざまな面で不利益が拡大した際、労働者と使用者の関係を調整し、争議を収束させることを目的とした法律です。

 

具体的には、労働委員会が労使の間にたって斡旋(あっせん)、調停、仲裁を行うよう規定されています。

 

このなかで、もっとも拘束力の高いものが仲裁による裁定で、労働組合法上の労働協約と同じ効力を持っています。

 

また、禁止される争議行為が国民経済に深刻な影響を及ぼした場合の内閣総理大臣の緊急調整権などが規定されています。

 

※上記のように、この労働関係調整法は、「労働3法」のひとつという割には、現在、あまり活躍の機会がない法律です。しかし、社会は思わぬ変化をすることがあるので、いつこの法律が脚光を浴びるか、わかったものではありません。この法律とは無関係ですが、かつて、小林多喜二の「蟹工船」がベストセラーになるなどと、どこの誰が想像したでしょう。ほんとうに、世の中は何が起こるかわかりません。油断禁物です。